優良住宅部品(BL部品)とは、品質、性能、アフターサービス等に優れた住宅部品です。人々の住生活水準の向上と消費者の保護を推進することを目的として認定し、その普及を図っています。
1997年、株式会社 山崎は内装ドアのBL部品認定を取得しました。「BL製品を使用」と明記がある公共工事の場合でも納品可能です。
「BL」とはBetter Living(よりよい住まいを)の頭文字をとったものです。認定を受けた住宅部品には、「BLマーク証紙」の貼付等により優良住宅部品(BL部品)である旨を表示することとなっており、表示された部品には、瑕疵保証と損害賠償の両面からのBL保険がついています。BL保険では、施工瑕疵による賠償もカバーされますので、PL法に対応した製造物責任保険より幅広い保証が得られます。
次のすべての要件に適合する住宅部品をBL部品として認定します。
住居内で使用されるドア類を総称して「内装ドア」としています(注1)。住宅の居室、便所等の屋内の出入口及び収納部に用いるドアで、開閉形式別に開き戸、引き戸、折戸(クローゼットドアなど)があります。また、内装ドアには、扉枠(ドア枠)と扉(ドアリーフ)がセットで供給されるものと、扉のみで供給されるものがあります。内装ドアは木質系の材料で構成されることが多く、また枠材に面材を貼り付けた“フラッシュ構造”をもつタイプが比較的多いことが特徴です。デザイン的にも幅広く、ガラス入り、ガラリ入りなどもあります。
(注1)玄関ドア、浴室ドアはそれぞれ別のカテゴリーで扱っています。
製品として供給されるドアリーフに著しい反りがないことを確認する試験です。
人が寄りかかるなどで、ドアリーフに曲げ荷重がかかった場合に安全なこと(壊れたりしないこと)を確認するために行います(写真1)。

例えばドアノブの部分に重いものをつるした場合など、ドアに面内せん断力が作用したケースを想定し、その時でもドアリーフが壊れたり、丁番(ヒンジ)部分で破壊したりしないことを確認するための試験です。
ドア面にワゴンの角が衝突した(鋼球落下)、人がぶつかった(砂袋衝撃)、等の状況を想定し、こういった場合でも著しい損傷が生じないことを確認するための試験です。
ドアの上端あるいは下端のどちらかが何かに引っかかってドアリーフに無理なねじれが生じた場合(ねじれ剛性)、あるいはドアを閉めたときに何かが挟まったままになってしまった場合(丁番取付部の固定強度)等を想定して、それぞれ著しい損傷が生じないことを確認するための試験です。
主に折戸を対象としており、重量物がドアによりかかった場合(分布圧強さ)、子どもがぶつかった場合(衝撃強さ)等でもドアが簡単には壊れないことを確認するために行います。
例えば脱衣所、洗面所スペースに浴室からの湿気がこもり、そこに面するドア表面に結露が生じる場合等を想定し、ドア面に霧状に一定量の散水を行い、それが乾いていく間にドアリーフに著しい反りが生じたりしないことを確認するために行います。
内装ドアには木質系材料を接着により構成した製品が多いことから、製品の接着性能を確認するために行います。促進劣化はドアリーフの4隅から切り出した試験体を温水につけて、接着層がはがれないことを確認する試験であり、平面引張りは面材と枠材(コア材)との接着強さを確認する試験です(写真2)。
文字通りドアを多数回開閉(開き戸、引戸で10万回、折戸は1万回)させて、ヒンジ部分の劣化やドアの下端部の下がりを観測します。試験後に支障がないこと(ドアリーフがドア枠に引っかかったりしない、開閉に大きな力を必要としない、異音が発生しない等々)が要求性能です(写真3)。
内装ドアに対する要求性能詳細は優良住宅部品認定基準、性能試験方法書などをご覧ください。

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